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帯に支配されるブックデザイン

2011 年 7 月 16 日 コメントをどうぞ コメント

 
 ずっと思っていたことなんですが、また、何を今更ということかもしれませんが。


 日本の書籍のカバーデザインって、帯が付くことが前提にして作られているものが多すぎませんか?


「新潮文庫の100冊」未読チェックツール(読書メーター)
 ここらへんを見ると一目瞭然かと思うんですが、タイトルが上7割で収まっていたり、下部だけ妙にすっきりしていたり、そんな本が目立ちます。
 中にはそれを逆手にとって、帯を外すと楽しめるデザインになっているものもありますが、基本的に帯が外れるとバランスが悪くなるデザインのものが多い気がします。ここに載っているのは文庫だけですが、本屋に行けば単行本や新書でも同じ事が言えるのはわりかし自明かと思われます。
 帯が付いている内はいいんですが、入荷後しばらくすると帯が外されたまま陳列される本も少なくありません。それをみるとなんとも悲しいような情けないような妙な感覚にとらわれます。普段気にしていないと何とも思わないでしょうが、一度意識し始めるとこれがなかなか気になってくるのです……(きっと)。

 この文化って日本独特で、他の国ではここまで帯がたくさんついてるわけではないようで[要出展]どうしてこうなったと言いたいのです。

本の帯(腰巻き)について教えてください。(教えて!goo)
 ソースとしてアレですが、この回答を見る限りでは。かなり昔から帯自体は付いていたことが読み取れますが、ではカバーデザインはどうかのか、というとよく分かりません。ではカバーデザインが帯に支配(?)されるようになったのはいつ頃なのか、その変遷を追ってみると面白いんじゃないかなー、と思ったんですが、調べる気力と時間がないので問題提起だけしておいて誰か興味のある人がいれば調べてもらえばいいかな、なんて投げっぱなしエンドですみません。かしこかしこ。




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 これも面白そうな本ではあるんですが、個別ケースの紹介が主であって歴史を追う感じではないのが無念。





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