251213

■記事紹介
超面白かった歴史小説&歴史ノンフィクション6選(note)
史実系の歴資本が好きなので自分も一冊紹介したい。

死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男

フランス革命期の死刑執行人シャルル=アンリ・サンソンの生涯を描いた歴史書で、ルイ16世、マリー・アントワネットをギロチンで処刑したことで有名な人物です。
フランス革命を「処刑する側」から追えるという珍しい視点の本となっています。

面白かった点、知らなくて興味深かった点を簡単に取り上げると
・死刑執行人とは医者の家系が世襲で継ぐ公務員であること
・高給取りではあったが市民からは忌避されていたこと、しかし職業選択の自由がなかったこと
・処刑は民衆にとっての娯楽であり、うまく処刑ができないと熱狂した民衆に罪人ごと暴行殺害されるリスクがあったこと
・人道的に命を奪うための方法をルイ16世(及びギヨタン)とともに考案し、ギロチン処刑倶を作ったこと。そうして作ったギロチンでルイ16世を処刑しなければならなくなったこと
などの要素が具体的なエピソードを交えて紹介されており、特にルイ16世の運命に向かって進んでいく流れは歴史書というより小説的な面白さがあります。

また、(新装版の表紙が思いっきりジャイロ・ツェペリなので今更ですが)ジョジョ7部SBR主人公の元ネタでもあります。
今度のアニメ化を前に予習しておくと、ネアポリス王国周りの理解度が抜群に上がることうけあいです。「納得」は全てに優先するぜッ!!という言葉の重みがよく分かります。

歴史好きにも、ジョジョファンにも刺さる一冊です。冬休みの読書にぜひ。

ページ上部へ戻る