251215

ショート動画ってこわいなって話。

今までショート動画ってなんとなく気乗りしなくて避けて通ってたんですが、あまりにも疲れて虚無だったのでうっかり再生してしまったんですよ。そしたらこれは無限に時間が溶けるなと思って怖くなったんですよ。なんせ自分好みにカテゴライズされた内容ばっかり続くわけで、たぶんしばらくは飽きずに観ていられたと思うんですが、やっぱりこわくなって再生を止めて二度と見ないように改めて思いを新たにしました。

ショート動画の何が怖いかって、まず「考える前に終わってしまう」ところなんですよね。

一本一本は短いし、内容も分かりやすい。オチも結論もすぐ出てくる。だから頭を使っていない感覚のまま、「満足感」と「わかったつもり」だけが積み上がっていく。本質的なところは何も身につかないまま、理解したという錯覚だけが残る。何かを知ったつもりになってしまうだけじゃなく、判断が雑になっていく感じに近いなと思いました。

あとは、どれもこれも言葉が強かったり主語が大きかったり、決めつけが強い傾向にあるのが怖かったです。そういうものだと身構えて見る分にはまだ大丈夫だけど、ああいうのを見続けたら陰謀論に片脚突っ込みかねないし、世の中なんでも単純化して観るようになりそうで怖いです。

そしていちばんこわかったのは、自分の好みに合わせたものばっかり見せられることでした。気付かないうちに視野が狭まって、好みや感情が固定化されていく恐怖。ある種の洗脳ですよ。
ショート動画がこわいのは、時間を奪われるからじゃなくて、奪われていることに気づきにくいからなんだと思います。だから自分は、あの無限再生の入口には、なるべく近づかないでおこうと思っています。

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