FGO終章、12/21更新分までのネタバレを含みます。
とにかくつらい。
10年間追い続けてきた作品の末路である。
自分達の正当性が失われたとき、自分自身を切り捨てられるか?というのは2部が始まったときから纏わり付いていた宿題だったので、ついに来てしまったかという思い。
10年分の伏線が惜しげもなく解かれていくのは爽快でもあり、その実ぜんぜん爽やかじゃない事実が押し寄せてきてたまったもんじゃない。
逆境のイントロが流れながらあの展開で「傷むのは一瞬だけ すぐ慣れてしまうわ」という歌詞をリフレインさせるのは相当な愉悦部ですわ。
所長周りはほとんど想像されている範囲内だったとはいえ、描写のえげつなさと、マリスビリーが型月世界的に真っ当な魔術師な性格してることも相まって中々ひどかったですね。
そこからの展開は一瞬で通り過ぎてしまったけど、最後の選択がよかった。
これまで丁寧に他者の世界ごと屍を踏み越えてきた主人公たちに、それを呪いじゃなく勇気と後押しをしてくれるように描いていたのがよかった。
「自分は何も残せなくても道が続いているならそれでいいという諦めに似た人間賛歌」は奈須きのこ作品の骨子なので、そこがブレるとは思ってなかったけど、それでも読めて良かった。
このテンションでレイド待たされるのもつらいし、レイドをやる気分でもない。そこから先のシナリオがエピローグになるのか、綺麗に終わってほしい気持ちと、一発逆転のご都合主義を望む気持ちがある。完全に躍らされている。